SDGsを学んで気づいたこと

2022年 02月24日

皆さん、SDGsってご存じですか?

最近何かと話題になっていますよね!
エコール辻東京では、以前から持続可能な菓子作り・パン作りについて
SDGsの観点から、いろいろなことに取り組んでいます。

今回は、辻製菓マスターカレッジの学生が
1年間の学びの中で
SDGsをどのように考え、取り組んだのか?
記事にしてくれました!!!!



お菓子やパン、教養科目などを学ぶ本科授業も終わり、卒業まであとわずかとなりました。
今回は1年間の授業を通して、考える機会が非常に多かったSDGsについて、
学んだことや感じたこと、考えられるようになったことをここに報告します。

*SDGsとは国連が掲げる2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。

1年間を振り返ると、SDGsの学びは入学後最初の授業から始まっていました。

『お菓子の学校なのに、なぜ国際目標!?』

と最初は驚きを感じましたが、
授業を受ける中で、いつしかお菓子の勉強とセットで自然と考えるようになっていたことに今は驚いています!

例えば、果物の授業です!

この授業では葡萄の知識だけでなく
農家さんについても学んだのを覚えています。

葡萄はどう栽培されるのか?
気候によって大量廃棄の問題を抱えている!

など農家さんの大変さを知ることで

材料がいかに大切なのか、
次世代に守っていく=持続可能にしていく為に私たちができることはないのか、

と考えるきっかけとなりました。

また、課外授業では製菓の先生の繋がりのある農家さんから
規格外の洋梨をもらい、学生たちがアレンジして
おいしいお菓子を作り、価値を高めることにも挑戦しました。

*洋梨のヴェリーヌ
友人が作った作品です。
とても美味しそうですね。
規格外で捨ててしまうのは勿体ないです。
→詳しくはこちら

限りある資源は大切にすること。
パティシエとしてではなく、人として大事なことに気づけた授業だと感じます。

私も授業から刺激を受け、実際に都内の牧場や農園さんに足を運び、お話を伺うようになりました。
今ではとても楽しく学びながらSDGsに取り組めています。

パティシエとしてのお仕事はお菓子を

“作る”

だけではなく、お菓子を通じて食を持続可能なものにするために

“支えていく”

ことなのかもしれないと、視野を広げるきっかけになったSDGsの授業は、
私にとって貴重なものだったと感じています。

最後までご覧になって頂き、ありがとうございました。



1年間で学んだことを沢山感じ取ってくれました!
素敵に成長してくれて、私もうれしいです。

エコール辻東京での学びを自分のものにし、考えて行動に移してくれている
学生をとても誇らしく思います!!!!!

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