規格外の洋梨でオリジナルケーキにチャレンジ!Part・2
2022年 02月22日
規格外の洋梨でオリジナルケーキにチャレンジ!Part・2です!
学校の教室開放で、試作をしたあと、
さらに家でブラッシュアップさせて、お菓子を作成!
お菓子の内容を記事にしてくれました!
実際に実習室で試作をしていた時の様子です(^^)



仕事を分担したり、一緒に作ったり、味や香りを確認し、
お菓子のおいしさを相談しながら作っていました!!
ではここから、
学生にお菓子についてまとめてもらった記事を、紹介したいと思います!
『洋ナシとレモンのタルト』


【構成】
上から、
・白ワインとスターアニス、ポワールのジュレ、
・レモンムース
・アーモンドの柔らかい生地
・洋梨のコンポート
・タルト生地
【こだわりポイント!】
タルト生地のサクサク感を残すために、タルトの内側にホワイトチョコ、カカオバターを合わせたものを塗ることで、ムースの水分で湿気るのを防ぎます。
洋梨のコンポートは学校の授業で作ったメニューを参考にして作りました。
は火を通しすぎないように注意し、フレッシュさを残したのがポイントです!
洋梨の味を引き出したいと思い、レモンを使いました。
レモンの酸味が、洋ナシの甘い香りや味をより強調させ、味に締まりが出ました。
授業でゲル化剤の溶ける温度や、口の中での崩れ方の違いを学んだので、
ジュレとムースの食感の違いを出すために、
ジュレに使用しているゼラチンの一部をカラギーナンという主材料の違うゲル化剤に変えました。
SDGsを考え、洋梨のコンポートの汁を使ってジュレを作り、捨ててしまうものも上手に利用しました!
また、アクセントとしてスターアニス、白ワインを使用し、香りに深みをもたせました。
そして、学校で洋ナシのタルトを作った時の、メニューを参考に配合変更してみました。
私が求めていたのは学校で作ったタルト生地よりも、もろく口溶けの良いタルト生地!!!
バターの配合量を多くして理想の触感に近づけました。
メレンゲをメニューよりも多く入れた事でとても軽くなってしまったり、
ジュレをうまく作るのに苦戦しましたが、修正して最終的には納得いくケーキができました。
コンセプトが食べやすく、洋梨が主体のケーキでした。
とても理想に近いような味に仕上げることができました。
想像と出来上がりの状態が違ったり、作業面でも沢山課題が見つかったので、次のお菓子作りに活かしたいと思います!!