学生ダイアリー【2月3日の節分で料理をつくりました!】

2022年 02月17日

辻日本料理マスターカレッジの学生の
学外での様子をお届けいたします。



春から学校に通い、日本料理を学び始めてしばらく経ちました。
2月3日の節分を迎えるにあたり
近所のスーパーなどで揃えられる食材を使い
学んだことをアレンジして、復習も兼ねて色々作ってみました。

「料理はひとりではつくれません」とある先生が教えてくれた言葉です。
簡単な家庭料理などに向けた言葉ではないですが
たくさんの意味が込められていると思います。
私は今回、それを身をもって実感しました。

その理由として、普段の学校の調理実習では、
おおむね役割分担がされていて、みんなで手分けをしながら実習を行っています。
そのため、工程が多くあったとしても、それぞれが持ち場についてスムーズに進んでいきます。
しかし、今回はひとりですべてを作るので、なかなかスピードが上がらず、
完成までに、ずっと家族のお腹をすかせてしまうことになりました。笑

こちらがその料理です。

●空豆の変わり揚げは、みじん粉の代わりに餅米を使ってみました。
●正月で余った板もちを使って、海老しんじょの変わりあげにしてみましたが、冷凍で生じた割れ目が何とも言えない風合いになりました。
●鰯の煮付け、高野豆腐、タコのうるい和えが特に評判がよく、くるみの素揚げは一皿ありましたが、一瞬でなくなりました。
●太巻は、あえて海鮮系をやめてオリジナル会席料理で作った八幡巻きの味付けにして、甘辛で飽きない美味しさに仕上げることができました。

家族に食べていただいた感想としては、
「昨年までと違って味付けがすごく安定してきたように感じた。どれも食べたことのない美味しさでした。」
と言ってもらえて、とても嬉しかったです。

先生の味を知っている私としては、まだまだですが、
これからも日々、料理を突き詰めていきたいです。

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