辻󠄀製菓技術マネジメントカレッジ、辻󠄀製菓マスターカレッジ 洋ナシでオリジナルケーキを考案!!
2022年 02月14日
今回は、学生が家で作った
洋ナシを使ったオリジナルのケーキを紹介します。
エコール辻󠄀東京の1年生は、山形県の洋ナシ農家さんから
直接洋ナシを購入し、実習授業で学び、洋ナシのコンポ―トから、洋ナシタルトを作りました。
そして、
その農家さんから規格外の洋ナシをいただき、その洋ナシを使って
学生たちがお菓子をを考案するという企画を行いました!
まさにSDGsですね!
実際に学生が家で作ったケーキがこちらです。

実際に学生が家でお菓子を作って写真と内容をまとめて、レポートを提出しました。
まだまだ学生が作ってくれたお菓子の写真・レポートは沢山ありますが
こちらではその一部をご紹介します。
『洋ナシのコンフィチュール』

≪作り方≫
洋ナシを大きめにスライスし、砂糖、白ワイン、グラニュー糖、レモン汁で煮詰める。
≪結果・考察・感想など≫
キメの細かい洋ナシなので、舌触りがなめらかなコンフィチュールになりました。
SDGsの観点としては、規格外の形でも形をそのまま使うものではないので、無駄なく使いきることができました。
洋ナシをそのまま使った食感を残すため、大きめにゴロゴロ入っているジャムにしました。
また、作成の際はフランスの白ワインを使いましたが、山形でもワインを生産しているようなので、
地元のワインを使用すればフードマイレージを短くすることができると思いました。
『洋梨とカスタードのムース』

≪作り方≫
実習で作ったサントノレの土台の中に、
カルダモンとブランデーで香りをつけた洋梨のコンポートをいれる。
ムースはババロアのレシピで作り、ドーナツの型に流し込む。
上のグラーシュはキャラメルにする。
≪結果・考察・感想など≫
実習で作った洋梨のコンポートがあっさりしていたので、
ブランデーとカルダモンを入れました。
カスタードとキャラメルと洋梨の味が食べた時に
バラバラにならずよかったです。
もっと工夫して食感を足した方が満足感が出るのではないかと思いました。
このように、
普段の授業から、SDGsを意識して授業を行っています。
作り方だけではなく、素材の特徴や、活かし方を学ぶことで、
学生自身が考え新しいケーキを作ることができるようになります!